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久々のblog更新(真の病魔との対峙に向けて) [生活]

新たな敵の攻撃に翻弄され、痛みに耐えながら僅かな望みを探す日々が始まります。

そして、この探求の道は終わりなく続くのではないかと今も感じているのです・・・

病院の先生の診断は決して間違ったものではなかったです。実際に十二指腸潰瘍の特有の痛みは和らいでいました。以前は空腹になると胃がジクジクと傷んで居ても立ってもいられず、冷蔵庫をあさって、とりあえず食べられるものをかっこんで空腹を和らげて痛みをしのいだり、すぐに食べられるものが冷蔵庫に無い時は急いで近くのコンビニに行ってオニギリなどを買って食べて痛みを止める毎日でした。最近は、そのようなことをしなくても少し胃に違和感を感じる程度で痛みまでは感じない状況です。ですから確実に十二指腸潰瘍は完治に進んでいるのは確信できました。

ただ、それとは別の原因の胃痛があるという可能性が高いのです。私はネットで似たような症状の人を検索しまくりました。今は「教えて~」とかの質問サイトが山のようにあって、似たような症状の人が質問をしているのですぐに検索に引っかかってくれます。便利な世の中になったものです。

そして、そのとき「神経性胃炎」という胃炎に悩まされている人の質問に目が止まりました。私が注目したのは、医者が胃痛の原因がわからなくて、いろんな病院をたらい回しにされて困っているという部分でした。

それまで私はストレス性の胃炎というものを少し馬鹿にしていたようなところがありました。些細なことを気に病みすぎる神経質で気の弱いタイプの人が、ストレスに耐えかねて胃痛を感じてしまうものの、それは精神的な問題から来る痛みに近い感覚を本人が勘違いしているだけで、現実から逃避したいが為に胃が痛い気分になっているだけだろうと思っていたのです。

実際に神経性胃炎の患者を胃カメラで調べると、まったく健康的な胃で潰瘍や炎症痕も無いことが多く、大抵の医者は原因不明ということで匙を投げるんだそうです。ですから一種の大人の仮病みたいな部分があるんじゃないかと私も思っていたのです。

ですから、この神経性胃炎という症状は私の胃炎に当てはまるんじゃないかと思いつつも、自分はシッカリ睡眠もとってるし、気ままな個人で仕事をしているフリーランスで人間関係の悩みは少ないし、仕事も細々と湖口を稼ぐ程度ではあるけれど、一応は長年仕事を続けてこれている幸運な立場の人間なんだから、わたしがストレスなんか感じているわけが無いと思って、そんな病気に自分がかかるわけがないと考えていました。

しかし、胃痛が酷くなって仕事も遅れに遅れ、また先方に胃痛が復活しましたなんて謝罪しないといけないのか・・・と悩みはじめ、そんな恥ずかしい真似ができるかと、藁をも掴みたい一心で荒療治を繰り返していました。痛みの酷い患部に底の浅い缶を当てて、上からうつ伏せで患部をグリグリと痛めつけて、痛みに慣れることで一時的に痛みが和らぐ感触があったので、それを繰り返していたのですが、この荒療治は体力の消耗が激しくて結局仕事が進まないので、どうしようかと途方に暮れていました。

その時、部屋の本棚のスミに何かの市販薬の袋が2つあることに気づいたのです。それは胃腸薬でした。なんでこんな薬があるんだろう?と不思議に思っていたところ、ふと去年の胃痛の時にドラッグストアで試しに胃腸薬を買ったことを思い出したのです。

その当時は何の薬を買っていいのかわからず、CMで良く聞く名前の薬を適当に買った記憶がありました。しかし、その袋の名前を改めて見直したところ、それは神経性胃炎向けの漢方薬でした。

なぜ2つだけ残っているんだろう?と考えたところ、最後の二袋を飲む前に、急に胃痛が消えたせいなんじゃないか?と思い立ちました。あの時は風邪の菌が無くなったせいで胃痛が完治したと思い込んでいたのですが、実はこの薬が凄く効いていたんじゃないかと思えてきました。

漢方薬というものに関しては、西洋医学よりも東洋医学は迷信臭い印象があったので、私はあまり効かないんじゃないかと思っていたのですが、もうそんなことを言ってられる状況ではないので、藁にもすがる気持ちでその薬を急いで飲みました。そして数時間後に2袋目を飲んだころから胃の痛みが和らいでいる感じがしてきました。

ただ、偽薬で病気が治ってしまうなんて話があるように、精神的にそう思いたがっているだけかもしれないと感じたので、少し胃の状態が安定してから、いろいろと漢方薬というものの情報を検索して、東洋医学は西洋医学とは違った見地の医療で、病気の症状を総合的に分析して薬を複合して処方し、人間の体を総合的に安定させたうえで、病気の原因を治していくという考え方が根本にあるという説明を読んで、なんか少し感動してしまいました。

早速、同じ薬をドラッグストアに買いに行き、改めて薬の説明書を読んだところ、この漢方薬は神経性胃炎の原因になることの多い、自律神経失調の回復も行うとありました。

この自律神経の乱れという説明を見た時に、急に目の前が明るくなった感じがしました。あの真夏でも襲ってくる急な寒さや、冬でも体が暑くなってどうしようもなくなる平常体温の不安定さというのは、自律神経の狂いだったのかと気付かされました。

自律神経の狂いは、やはり日頃のストレスから来るそうで、自分はストレスなんか無いと思っていても、やはりいろいろと心配事が沢山あるわけで、私の父親は頻繁に私に愚痴をこぼしに電話をしてくることが多い上に、父親がボケないように最近は愚痴を小一時間ほど聞いてあげる事も多くなったので、なんだかんだでストレスが溜まっているんだろうか?という気分になってきました。

あと更年期障害が起こってもおかしくない年齢なんで、この時期はストレスが溜まりやすい年齢なのかもしれません。それに震災の時のblog見ると、本当に深刻になりすぎていて(とはいっても原発に関しては軽い気持ちで問題を見てはいけないと思いますが)凄くストレスを貯めこんでいるようにしか見えない文章です。その後に、あの酷い風邪に悩まされはじめたのかと思うと神経性の胃炎というのも納得できる部分があります。

 

それと震災の前年ぐらいに、仕事の関係者の一人から同人的な活動に参加してほしいと頼まれて、一緒に映像作品を作ろうという話になったのですが、気付いたら私の知らないうちにゲームを作るとか話が広がっていて、集まってきた人たちの中にどうも信用できなさそうな人がいて、しばらく話し合いをしていくうちにかなり信用できない人物だと確信が深まったので、早々に企画から外れたのですが、脱退するまでに一悶着あって、一緒に参加していた仕事先の方からのメールで物凄い剣幕で罵られてしまい、私も返す刀で「もうあなたとは仕事をする気は無い!」と返事をしてしまったので、お世話になっていた仕事先を一つ失ってしまいました。

私は仕事でクライアントさんとケンカしたり無責任に仕事を投げ出すようなことは絶対にありませんが、仕事外の共同作業では皆と仕事の関係を忘れて対等な立場で意見しあえると思っていただけに、仕事先の方が仕事と同じような従順な態度で作業に参加しようとしない私に不満を募らせて、次第に関係が悪化していく状況になっていき、最後は双方とも感情が爆発してしまいました。それもストレスの大きな原因だったように思います。

 

今現在は、漢方薬を飲み続けることで、随分と胃痛が和らいで、今はかなり楽になってきたので、こうやって更新をさせて頂きました。ちょっと今までの経緯をクライアントさんに説明するのも大変なので、こういう形でblogに投稿させて頂きました。

真のラスボスが「神経性胃炎」と「自律神経失調症」なのかは断定できていませんが、しばらくは今の状態で経過を見守りながら仕事を続けていこうと思います。

 

多くのクライアントさんや関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。

そして更新が無いことを心配してくださって陰ながら応援してくださる方々がいると信じつつ、その方々にも大変なご心配をお掛けしてしまったことをお詫びしたいと思います。

 

2012年の挨拶もしていないどころか、トップページは去年のうさぎ年の年賀イラストという、どうしようもない状況ですが、とりあえずblogでの現状報告ということでご理解お願いします。

それでは、今後も引き続き よろしくお願い致します。

 

 

(実は昨年の時間に余裕ができた時に、ニコ生にハマってしまって、コッソリ別名で年末頃から絵描き配信なんかしてたのですが、今はもう全然そういったことは出来そうに無いです。とにかく仕事が押してしまっているのと、今も咳と痰が酷い状態で、まともに喋り続けることが出来ない状態です。そちらを楽しみにして頂いていた方には大変申し訳ありません。)


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いっとく

お会いして間も起ち、身近な存在ではありませんが
よしおさんには幸せになってほしいと思う一人です。
同業の人ともそう話しをしていたのを思い出しました。

自律神経系は悪循環をイメージしてしまうので何らかの兆しが見えるのは
嬉しい事ですね。ぐぐんと良くなりますように。

by いっとく (2012-08-16 00:01) 

うどそ

ご無沙汰しております。うどそです。

記事、一気に拝見させてもらいましたが(一気に見て疲れた)、
よしおさんのおっしゃる通り、根幹はストレスから来てるかもしれないですね。

実は去年、ストレス的なモノにやられてしまい、半年間休職する羽目になりました。
よしおさんの様に身体に異変をきたす事はありませんでしたが、
精神的な方で参ってしまい、身内以外の人間に会うのが怖くて仕方ない状況が続いていました。
(職場復帰した現在でも、抗なんとか薬みたいなものは飲み続けてます)

んで、その時に医師から「運動しろ」って言われており、
なんでも、ただ寝るだけでは身体は休めても脳内のストレスはなかなか消えないので、
とにかく身体を動かして一旦頭の中で抱えている事を空っぽにしろーって事らしいです。

もし運動不足気味でしたら、合間をぬってウォーキングとかしてみるのも良いかもしれませんね。
私的にはそれなりに効果がありましたので、一応ご参考まで。

ともあれ、余り無理なさらずにお仕事続けていってください。
陰ながら応援してますです。

by うどそ (2012-08-16 00:44) 

よしお

> いっとくさん

お久しぶりです。コメントありがとうございます。
価値観や育った環境なんかによって求める幸せって違ったりするものですから、現在病気である事はおいといて、それ以外の部分に関しては私は幸せなほうなんじゃないかな~と思ったりしますけどね・・・

結婚が最大の幸せって思う人も多いし、好きな職業に就くことが夢っていう人もいるし、凄いお金持ちになりたいとか、社長になって社交界で名誉を得たいって人も・・・何をもって幸せかというのは人それぞれですからね

その点に関してはあまり心配されると困っちゃいますね。そんなに私は不幸に見えるのかな?って不安になります(汗)

>うどそさん
お久しぶりです~コメントありがとうございます。初めて合ったときはうどそさんは凄く若かったけれど、今は私と同じ結構なオヤジですね(汗) 時が経つのは早いものです。一緒に働いたお店も、今はもう無いというのは寂しいですね・・・

うどそさんは、凄く明るくて人付き合いも良くて、とてもリアルが充実してるタイプの性格に見えましたが、かなり精神的に大変な事態に追い込まれていたんですね・・・ 最近は若い人も精神を安定させるような薬を飲んでいる人が多くて薬が凄く生活の身近にあふれていてビックリします。

私はそういう薬は飲んだことないですが、社会人になって責任が重くなってくると精神的に辛いことが多くてなって大変ですよね・・・確かに体を動かすって副交感神経が活発に脳とやりとりを繰り返すから、脳が充実感に満たされてくる感じはあるかもしれません。

私も以前一緒に働いていた会社で勉強させてもらったことといえば、思い悩んだりする前に、まず一歩踏み出して動けって考え方でした。「案ずるより産むが易し」っていうことわざどおり、考えすぎると失敗しますよね。確かに私は最近部屋に篭りっぱなしなので(というか痛みで動けないんですが)久々に外に出ると凄く気持ちいいですよね~

今日は比較的体調良かったので、歩いて15分程の所にあるドラッグストアに食料買いに行って、薬剤師のお姉さんに漢方薬のこといろいろと教えてもらいました。やはり人と触れ合ったりするのって気持ちが楽になりますね。帰りは5kgのお米を担いで歩いて帰ったので結構疲れました。数年前は頑張って10kgを担いでたんですけどね~

それでは、うどそさんも体調や精神面であまり無理せずに、お仕事や生活を充実させていって欲しいです。私もうどそさんとの縁は大切にしていきたいでです。今後もよろしくお願いします。
by よしお (2012-08-16 13:39) 

いっとく

いえいえ大変さが楽になれば良いなという意味で認識して下されば。
文章は見えてる一部が全てでは無いというのが互いの大前提ですしね。
また拝見致します。


by いっとく (2012-08-16 15:10) 

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