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共同作業 [仕事]


CounterStrike NEO ~WHITE MEMORIES~が最終話まで公開されました。

私自身、完成したものを見るのは今日が初めてでした。最初の数話はミーティングでナムコさんへ伺った時に拝見していたのですが、後半は未見でしたので、今日初めて最後まで見ました。

前半は恋愛ものと見紛うばかりの甘いストーリーなので、CounterStrikeのゲームが好きな人には違和感あるだろうし、私のイラストも雰囲気を壊してしまう絵柄ではないかと罪悪感に苛まされてしまうのですが、後半に進んでいくと話が重くなってきて、最後は魅力的なストーリーに引き込まれていきます。(上の画像はオープニングのイメージラフ第一稿です。)

 
正直なところ、WHITE MEMORIESが発表される直前は、凄く精神的に苛立っていました。プロモーションストーリーのコンセプトは頭ではわかっていても、今までのファンの期待を裏切ってしまう部分はあるだろうし、公開されたときの反発を想像すると、制作コンセプトとファンの気持ちの両方を納得させるものを描けなかった自分の仕事に後悔を感じてしまったからだと思います。とはいっても、今回の仕事に限らず、今まで関わってきた仕事も公開直前は、同じような気持ちになるんですが・・・

共同作業の仕事というのは、だんだん形がまとまっていく段階が一番の醍醐味だなと思います。ゲーム関係の仕事の場合、それが最後の最後にやってきます。作業中は自分の不甲斐なさを感じて落ち込んだり、周りの作業の成果を見て落胆したり、いったい今回の仕事はどうなってしまうんだろうと不安になるんですが、最後にカッチリと組み立てられていったときに、本当の形が見えてきて嬉しくなるというか、今まで人の仕事が見えなかった分、最後にスタッフの方々の頑張りが伝わってきて申し訳無い気分になってしまったり、複雑な気持ちで仕事を見ている自分がいます。

もちろん反省点も多いですし、もっとこうすれば良かったとか、もっと時間があればとか、言い訳したい気持ちも多々ありますが、それは今後の仕事に反映していければいいなと思っています。今回の仕事では、FLASH製作者の方と連携して進めた部分がいくつかあって、仕事の仕方など凄く勉強になりましたし、またFLASHの可能性をヒシヒシと感じました。

少しビックリしたのが、ゲームパートを担当している方をネット情報で知ったのですが、あの「艦砲射撃!」のゲームで有名な nextFrame(!) の方が作られていたと知ってビックリでした。 艦砲射撃はかなり遊んだので、いつのまにか仕事でご一緒していたとは驚きです。

自分とは畑違いだと思っていた VJ活動されてる Sonic-r の方にオープニングFLASHを作ってもらったり、ノベル中の演出、背景画像の作成など、多くの作業で大変ご面倒おかけしたLED-ZONEスタッフの方々、いろいろとお世話になったと思います。こうやって仕事が形になると感慨深いです。

 そうはいっても、まだポスターの制作や、ゲーム中のキャラクターを詰めていく作業が残っているので、引き続き仕事をしていきます。新しいゲームの仕事もやっていくので、当分仕事で慌しい状況が続きますが頑張っていきたいです。

 


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